AI音声技術のiFLYTEK JAPAN AI SOLUTIONSは、電子ペーパー端末「iFLYTEK AINOTE 2」を2025年12月8日から公式サイトや家電量販店で税込9万8,800円で販売します。厚さ4.2mm・重さ295gの薄型軽量ボディに10.65インチの電子ペーパーディスプレイを搭載し、生成AI「ChatGPT5」による要約や文章作成支援、最大97%の音声・手書き認識機能を備え、ビジネス向けのスマートノート市場に本格参入します。

新モデルは、先行販売した前機種で指摘された「動作の遅延」や「AI処理の弱さ」を改善したとされ、CPUは8コア2.2GHz、メモリ4GB、ストレージ64GBを搭載。Android 14とGoogleモバイルサービス(GMS)に対応し、PDFやWord、PowerPointなど多様なファイル形式を扱えます。ディスプレイは300ppiのE-inkで、前モデル比30%拡大。指紋認証やAI専用ボタンも備えています。

スタイラスペンはWacomとの共同開発で、長さ162mm・重さ19gの電磁式ペンを採用し、書き味と遅延低減を追求しました。音声文字起こしは16言語、リアルタイム翻訳は11言語に対応し、新たにイタリア語を追加。クラウド連携は明示されていませんが、同社は1.3億人以上のユーザー基盤を持つ音声AI事業での知見を生かし、多言語対応の業務効率化ツールとして拡販を図るとみられます。

電子ペーパーを使ったスマートノートは、紙の書き心地と長時間駆動性が強みで、出張やリモート会議でのメモ・議事録作成ニーズに応えられるかが焦点です。ChatGPT5を前面に押し出した高価格帯モデルだけに、国内外の競合端末との差別化や、法人向け導入事例の積み上げが今後の普及を左右しそうです。

【商品情報】

製品名 iFLYTEK AINOTE 2

一般販売価格 98,800円(税込)

販売先 公式ホームページ、Amazon、家電量販店

公式ホームページ https://iflytek.co.jp/products/iflytek-ainote-2

source: PR TIMES

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